ここでは退職金によるお金運用のメリットとデメリットについてご紹介します。
せっかく手に入れた退職金ですから、退職金運用によってどんなメリットがあるのか、そして気になるデメリットは何なのか知りたいところですよね。 きちんとチェックしておき、実際に退職金を運用する前に知識として身につけておきましょう。
退職金によるお金運用のメリット
最大のメリットは、扱うお金の金額が大きい分利益も大きくなるという点でしょう。
例えば１０万円を預金した場合と１００万円を預金した場合を考えてみましょう。 同じ利率だったとしても、つく利息には差が生じてきますよね。
退職金を少しでも上手に運用してお金を増やしたいと考えるならば、この運用するお金が増えればそれだけ「利幅が増える」という点は大切なポイントです。 さらに金融商品に投資した場合には、１０万円を投資した場合と１００万円を投資した場合では利益の面で大きな差が生じることは預金の場合よりも明らかでしょう。
もう一つのメリットは、退職金運用を考えている方にとってお得な金融商品が各金融機関にあるという点です。 中には退職金でしか運用できない…つまり「退職金専用」の金融商品も数多く存在します。
お金を運用して増やしたいと考えている場合にはとてもチャンスだと言えるのです。
・関連WEBサイト
退職金[中小企業退職金共済事業本部]
退職金によるお金運用のデメリット
メリットとして利幅が増えるという点をさきに述べましたが、デメリットとしては損失が出る可能性もあるという点が大きいでしょう。
お金を運用するということはリスクも生じます。 金融商品の中には元本を保証していないものもありますから、せっかくの退職金を減らしてしまうという場合もあるのです。 そのため、借金でお金を借りることまでして、投資をするのはもってのほかです。
退職後の生活をより豊かにするための退職金運用なのに、退職金を減らしてしまって将来の生活が不安になるのはぜひとも避けたいところです。 退職後は今までのように月々の給料というものがなくなりますから、損失を取り戻すということがより難しくなってきます。 だから、お金を借りる借金などは絶対にしない様にしましょう。
安易に投資商品などに投資してしまって損失を被ってしまうことのないように、慎重に考えることも必要でしょう。 以上メリットとデメリットについてご紹介しました。
退職金運用にあたっては、まずはメリットとデメリットの両方を知っておき、きちんと計画を立てることが大切です。 退職金をどのように運用するのか、まずは自分なりのお金のプランを考えてみましょう。
そのためには退職後の生活をどうするのか、将来も見据えて資金計画を立ててみることが必要不可欠です。