ここでは退職金のお金の運用方法として、定期預金で運用するケースについてご紹介します。
定期預金にはどんな種類があり、どんなものがおススメなのかについて一緒に見ていきましょう。
定期預金の中でも、退職金で運用することを目的とする定期預金があります。
各金融機関には、「退職金専用定期預金」「退職金優遇定期預金」など、名称は違えど退職金で申し込んだ場合にお得となる定期預金があるんです。
通常の定期預金よりも金利が高いので、退職後に定期預金を始めようと考えている場合にはぜひおススメしたい金融商品です。
定期預金の種類は3カ月や6カ月のものが主流となっていますが、金融機関によっては1カ月のものや、より長期にわたる1年、3年、5年などの定期預金がある場合もあります。
気になる金利ですが、1%以上の金利を謳っているところがほとんどです。 通常の定期預金の金利で1%つくことはまずないので、これはとてもお得なサービスだということが言えるでしょう。
これらの退職金専用定期預金の特徴は、通常の定期預金よりも金利が高いという点が挙げられます。 少しでもお金を増やしていきたいという方はぜひ検討してみましょう。
退職金専用定期預金の特徴としては、高い金利で利用できるのは初回限りだという点です。 確かに高い金利で定期預金ができますが、満期になった後は店頭の金利…つまり各金融機関の通常の金利が適用されるという仕組みになっているわけです。
初回限りしか高い金利が適用されないということは、考え方を変えると「初回時は高い金利でお金を預けることができる」というメリットとして見ることもできます。
3か月の定期預金を利用して、満期になった時点で別の金融機関の退職金専用定期預金に申し込めば、また高い金利で定期預金を利用できるということが言えます。
注意しておきたいのはそうして渡り歩けるのは一定期間だけということです。 退職金専用定期預金が利用できるのは退職金をもらってから1年間の間…というように利用期限が決まっていることがほとんどですので、ずっと高い金利で利用できるというわけではありません。
とはいえ少しでも利益を生み出そうとするならば、上記にあげたようにいくつかの金融機関の定期預金を渡り歩くという方法はおススメしたい方法の一つです。
大手主要銀行だけでなく地方銀行などにも魅力ある定期預金がありますから、気になる金融機関を調べてみてはいかがでしょうか。